当社にはホームページのことで毎月たくさんお問合せを頂きます。みなさんホームページをビジネス活用されようとして試行錯誤されているのですが、なかなかうまくいきません。
ホームページが全くビジネスの役に立たず放置されているケースもかなりあります。
なぜそうなるのかをよくある失敗例からこれから数回にわたり見ていきませんか?
失敗例その1 知人にホームページを作ってもらう。
福岡市で飲食店を経営されているAさんは開店する時に、知り合いのデザイナーにホームページを作ってもらいました、制作費用は10万円と相場よりかなり安くしてもらいましたし、ホームページを変更したいときはいつでも無料で更新してくれるという、大変有難い条件でした。
ただ残念ながら、ホームページが公開されてしばらくたってもホームページからの予約は全くありませんでした。そこでホームページの内容の変更をその知人にお願いしたところ快く引き受けてもらいました。
しかしながら、その翌月になってもホームページからの反応はなにも変わりません。それから何度かAさんは更新をお願いしました、Aさんはホームページから成果を上げようとそれだけ一生懸命だったのです、それに知人も快く対応してくれました。
でもホームページの状態は相変わらずでした。
そうしたやり取りを半年ほどつづけましたがAさんはだんだんと知人に頼むのが悪いなと思うようになってきました。忙しい知人に無理をいって修正をお願いするの気が引けてきたのです。
できれば、もっとネットに詳しい制作会社にお願いしてホームページを作り直したいのですが、今まで協力してくれた知人に申し訳なく思いなかなかそういう訳にいきません。
やがてAさんは知人に気がねして更新もやらなくなってしまいました。その結果ホームページはよりアクセスされなくなり、放置されている状態になったのです。
ここでポイントは太字にしている箇所なんですが、
知人のデザイナーに頼んだことですね。
その知人はたしかにホームページを作ることは出来たのかもしれないですし、そういう経験はあるのかもしれませんが、ホームページで成果を上げることに精通しているのかというとそうではなかったということだと思います。