失敗例その3いつまでもホームページを作らない
福岡市早良区で整骨院をやっているCさんは。開業して15年になりますがいまだにホームページを開設されていません。
患者さんの集客は院の前に置いた小さな看板とたまに配布するチラシと患者さんの口コミに頼っています。
むかしは患者さんも多く売上のほうもそこそこだったのですが、近年同業者が増えてきました。新規開店ですから、向こうの方が内装も新しくおしゃれですしCさんの整骨院より駅により近いことも少なくありません。新規開店した同業者の多くがちゃんとしたホームページを持っていて、ホームページ経由からの新規の患者さんも多いとのことです。
それに伴ってかCさんの整骨院は明らかに患者さんが減ってきています。何とかしたいとチラシをまいてみるのですが、前と比べてチラシの効果が薄くなってきていてチラシのコストに見合うほどお客様が来てくれません。
今更ながらホームページを作ってみようかとも考えるのですが、もう周りの同業者がほぼホームページをもっているので果たして効果があるのか、また今更という思いもありなかなか踏み切れません。こうならばもっと早くホームページを作っておいたら良かったと後悔しますがそれも後の祭り。ジリジリと売上の下がる日々で焦りが募る毎日です。
この例のポイントとしては2点あります。
まず一点目として、まずはホームページを持ちましょう。ホームページを持たないとそれからのお客様も生まれてきませんし売り上げも発生しません。
以前のコラムでも書かしてもらったように今はホームページを検索してから来店するという方も多く、ホームページがないとお客様の意思決定の選択肢にも入らないことがあります。
また2点目として、今更ホームページを新たに作って意味があるのかというところです。
いまホームページを持たれているところは多いですが、定期的に更新をされていなかったり放置状態になっていたりと効果的に使われているところは正直に言って少ないのが現状ではないでしょうか。今あるホームページの7割ぐらいは機能していないものと思われます。
ですので、新規にホームページを作ったとしても定期的に更新を行い情報発信をやっていけばホームページとして効果が表れます。
今からでも遅くないので、ホームページは必ず持つようにしましょう。
前回:リースでホームページは作るな。
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